パワーサプライのリモート制御によるカーボンニュートラル

解決できる課題

  • カーボンニュートラル

おすすめ業種

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  • その他

PLCでパワーサプライのDC電源出力をリモートで停止させて、待機電力を削減するシステムです。

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Point1カーボンニュートラル(CO₂排出削減)

例えば、大型の搬送装置の場合では、メインコンベアの動力AC電源以外に、制御機器用・装置に付帯のセンサ用など、負荷ごとにパワーサプライが複数個使用され、主電源のON/OFFのみで一律に給電されるケースが多々あります。この場合、メインコンベアが停止している間も、制御機器や付帯センサには電源が給電され続け、待機電力が消費されます(光電センサやビジョンセンサ単体の消費電流は数mA~ 百数十mAと微量ですが、一つの装置で多数のセンサが使用される場合、それだけで待機時間に比例して、想像以上に消費する電力も大きくなります)。このDC電源を供給しているパワーサプライの電源を落として待機電力を削減します。

Point2パワーサプライ WAGO Pro2

使用するパワーサプライは、ワゴジャパン株式会社製の『パワーサプライ WAGO Pro2(以下Pro2)』です。①Pro2は、従来のパワーサプライより変換効率が約5%高く、1台の置き換えで年間226kgのCO₂排出量を削減できます(960Wタイプの場合)。②過負荷時の動作を自由に設定でき、負荷に合わせた無駄のない設計が可能です。③ デジタル入力信号によるリモート制御が可能です(今回のシステム)。またDI/DOリモート機能により複数台のPro2を連動でき、点在している電源を一斉にスタンバイモードに切り替えることも可能です。

Point3通信機能オプションで「見える化」「予兆保全」

Pro2は、業界初の着脱可能な通信モジュール式でネットワーク化に対応できます。フィールドバス通信経由でモニタリング(電流、電圧、消費電力、稼働時間など)およびパラメータ設定(電圧、しきい値、過負荷時動作など)が可能です。取得したデータのアプリケーション例として、WAGO IOコントローラを併用すれば、クラウドレスでローカルシステム監視を既存の汎用PCで簡単に「見える化」対応させることもできます。そのためのサンプルプログラムも用意されています。
*通信モジュールをフィールドバス(EtherNet/IP、Modbus TCP/UDP、Modbus RTU、IO-Link)より選択でき、既存のシステムでも簡単にネットワーク化が可能です。
*通信機能は標準搭載ではなくオプションとして選択できるため、必要になった時に後付けする形で対応可能です。

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