ブログ

 盤内温度監視の新常識― オムロン K6PM‑TH × 篠原電機 サーモマーカー80で実現する“予兆保全+痕跡管理” ―

2026.06.22

制御盤のトラブル原因として最も多いのが 「異常発熱」。 端子の緩み、負荷の偏り、経年劣化など、熱は必ず“サイン”を出します。しかし、従来の点検方法では…

  • 点検は“人の経験”に依存
  • 盤内全体を常時監視できない
  • 異常が起きた“痕跡”を見逃しやすい

こうした課題を一気に解決するのが、 オムロン K6PM‑TH(熱画像式 温度状態監視機器)篠原電機 サーモマーカー80(不可逆温度マーカー) の組み合わせです。


■ オムロン株式会社 K6PM‑TH:盤内を“常時監視”する熱画像センサ

K6PM‑TH は、盤内の温度を 24時間自動監視 し、異常停止リスクを最小化する装置です。

主な特徴

  • 盤内温度を常時監視し、異常停止リスクを最小化
  • 90°広視野角レンズで広範囲を一度に監視 100mm距離で200×200mm、200mm距離で400×400mm を測定
  • 3つの独自アルゴリズムで予兆検知
    • 到達予測アルゴリズム
    • 差温検出アルゴリズム
    • 自動しきい値設定
  • PCツールで設定・ロギング可能(Ethernet接続)

= 熟練保全員の“目”を常時盤内に置くようなイメージ。


 ■ 篠原電機株式会社 サーモマーカー80:異常発熱の“痕跡”を残す不可逆マーカー

主な特徴

  • 65℃以上で変色開始、80℃以上で変色ロック(不可逆) 電源OFF時の点検でも「過去に80℃超えがあったか」を確認可能
  • ねじ頭・銅バーなどに直接塗布でき、示温シールの代用にも
  • ペン先形状(砲弾型/チゼル型)を選択可能

= “いつの間にか熱くなっていた”を確実に見逃さない。


■ 2つを併用すると、盤保全はこう変わる

● K6PM‑TH:リアルタイム監視

→ 異常発熱の“予兆”を自動で検知

● サーモマーカー80:痕跡管理

→ 過去に80℃を超えた箇所を“確実に特定”

● 組み合わせると?

  • 常時監視 × 痕跡確認で 点検の抜け漏れゼロへ
  • 異常発熱の“原因箇所”を特定しやすい
  • 保全員の経験に依存しない 再現性の高い保全体制 を構築
  • 盤トラブルの未然防止に大きく貢献

 ■ まとめ:2026年以降の盤保全は「予兆+痕跡」が標準になる

  • K6PM‑TH が盤全体を常時監視し、異常の芽を早期に発見
  • サーモマーカー80 が局所的な発熱の痕跡を確実に残す

この2つを組み合わせることで、 従来の「定期点検中心」から “データに基づく予兆保全” へと進化します。


■ お問い合わせ

株式会社特電 経営管理部 企画課
TEL:055-929-2122
お問い合わせフォーム:
https://solution.kk-tokuden.co.jp/wp/contact/

※2026年4月16日付の組織変更により、営業部 営業企画課は、経営管理部 企画課に移管されました。