ブログ

三菱電機 サステナブルモータ

2023.05.30

三菱電機株式会社が、モータ出力15kW以下で国内メーカー初の効率クラスIE5を達成した、高効率同期リラクタンスモータRF-SR形「MELSUSMO(メルサスモ)」を本日5月30日に発売しました(5.5、7.5、11、15kW)。ビルや工場全体の省エネ・CO2削減、レアアースレスによる省資源に貢献することで、カーボンニュートラル社会の実現を支援します。モータは、ビルや工場などの建屋の空調設備および自動車を中心としたさまざまな工場の生産設備などに使用されており、世界の消費電力のおよそ40~50%を占めています。モータの高効率化は省エネ・CO2削減効果が大きく、各国で高効率規制が導入されるなど、高効率化のニーズが高まっています。高効率化を実現した同期リラクタンスモータRF-SR形「MELSUSMO」は、国内メーカーで初めて効率クラスIE5を達成し、ビルの空調設備および工場の生産設備を介した工場全体の省エネ・CO2削減に貢献します。さらに、モータ回転子に、レアアースを原料とする永久磁石を使用しないことで省資源を実現するとともに、ベアリングなどの保守部品を容易に交換可能とし、メンテナンス性も向上しています。 また、パラメーターを設定するだけで「MELSUSMO」の省エネ運転を可能にする、駆動用インバータ2機種(FR-A800-SYN、FR-F800-SYN)も同時に発売されました。カーボンニュートラル関連商品も特電にお任せください。