【2026年最新】電動真空ポンプ3社比較!SMC・IAI・シュマルツを真空性能順に徹底解説
2026.06.15
製品情報
「工場エアの配管が面倒」「AGVに搭載したい」「オール電動化を進めたい」
そんな課題を解決するのが、DC24Vで駆動するコンパクトな電動真空ポンプです。
しかし、SMC、IAI、シュマルツといった主要メーカーから選ぶ際、「結局どれが一番吸うの?」と迷う方も多いはず。
本記事では、これら3社の代表モデルを「真空性能(吸う力)」の小さい順に並べて徹底比較。用途に合わせた最適な1台を見つけるヒントを解説します。
1. 電動真空ポンプ・コンプレッサ3社比較表(真空性能順)
まずは、気になる性能を一覧で比較します。今回は「真空到達圧力(-kPa)」が小さい順(優しい順)に並べました。
| 真空性能 | メーカー | モデル名 | 真空到達圧力 | 最大吸込量 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| 小(最小) | IAI | ロボポンプ (RP-VPM) | -50 kPa 以下 | 1.8 L/min | 超小型・軽量 |
| 中(標準) | SMC | コンパクトコンプレッサ (CRP) | -70 kPa | 10 L/min | 正圧・真空兼用 |
| 大(最大) | シュマルツ | 電気式ポンプ (GCPi) | -80 kPa | 46 L/min | 高出力・大流量 |
2. 各メーカーのモデル詳細と選定のポイント
【IAI:ロボポンプ】超小型・軽量を極めるなら
3社の中で最もコンパクトなのが、株式会社アイエイアイの「ロボポンプ」です。
- メリット: 手のひらサイズで圧倒的に軽い。ロボットアームの先端(EOAT)に設置しても負担が少なく、可搬重量を最大限に活かせます。
- 向いている用途: 電子部品などの精密・軽量ワークの吸着。
【SMC:CRPシリーズ】正圧も使いたい汎用性重視なら
空気圧機器のトップメーカーSMC株式会社の「CRPシリーズ」は、バランスの良さが魅力です。
- メリット: 真空ポンプとしてだけでなく、設定次第でコンプレッサ(正圧)としても使用可能。「吸着」と「エアブロー(離脱)」の両方を1台で管理したい場合に最適です。
- 向いている用途: 協働ロボットやAGV(無人搬送車)への搭載。
【シュマルツ:GCPi】電動でも強力なパワーが欲しいなら
真空機器のスペシャリスト、シュマルツ株式会社の「GCPi」は電動式で最高クラスの性能を誇ります。
- メリット: 真空度・吸込量ともに他を圧倒。段ボールや表面が粗い木材など、エア漏れが発生しやすいワークでも確実に保持します。
- 向いている用途: 重量物の搬送、多孔質ワークのハンドリング。
3. 失敗しないための選び方:チェックリスト
どれを選ぶべきか迷ったら、以下の3点を確認してください。
- ワークの重さは?
- 数グラムなら IAI、キロ単位なら シュマルツ、その中間や汎用性なら SMC。
- 設置場所はどこか?
- アームの先端なら IAI。ベース部分や台車側なら SMC や シュマルツ。
まとめ:用途に合わせた「真空性能」の選定を
電動真空ポンプは、ただ強ければ良いわけではありません。
- 軽さとコンパクトさなら IAI
- 汎用性と正圧での利用(真空との同時使用不可)なら SMC
- パワーと信頼性なら シュマルツ
自社の用途に最適なモデルを選び、設備のスマート化・省エネ化を加速させましょう。
※株式会社特電では、IAI・SMC・シュマルツの3社製品をすべて取り扱っております。
■ お問い合わせ
株式会社特電 経営管理部 企画課
TEL:055-929-2122
お問い合わせフォーム:
https://solution.kk-tokuden.co.jp/wp/contact/
※2026年4月16日付の組織変更により、営業部 営業企画課は、経営管理部 企画課に移管されました。
