【工場火災防止センサ特集】― 北陽電機「スパークキャッチャ」と竹中エンジ「炎センサー」で実現する早期検知 ―
2026.02.24
製品情報
工場火災は、突発的な火花や微小な炎がきっかけで大規模事故に発展することがあります。
特に、粉じん・木材・繊維・リサイクル系工場では、ダクト内の火花検知と設備周辺の炎検知を組み合わせることで、事故を未然に防ぐことができます。
本記事では、火災予防において高く評価される2つのセンサ:
- 北陽電機株式会社:スパークキャッチャ PS-SC2 + PA-SC3RC
- 竹中エンジニアリング株式会社:炎センサー FS-5010
をわかりやすく解説します。
1. 北陽電機「スパークキャッチャ」
― ダクト火災の原因“火花”を秒速検知する専用センサ ―
北陽電機の 発火検知用センサ PS-SC2 + PA-SC3RC は
木材加工・繊維工場・リサイクルなどのダクト内で発生する火花(スパーク)を、微小光レベルで瞬時に検出するセンサです。
■ 特長
- 1.5m先のφ2mm線香の明るさを検出する高感度
- 赤外線検出方式により検出スピードが速い
- センサ本体(PS-SC2)とコントローラ(PA-SC3RC)の構成で安定運用が可能
- 混打綿やカード(梳綿)の工程、集じんダクトなど粉じん環境での火花検知に最適
(注)スパークキャッチャは各種法令に定める防災装置ではありません。また全ての火災を検知できるものでもございません。
■ なぜ工場火災防止に有効なのか?
火災は「火花 → 可燃物へ着火 → 炎」の順に進展します。
スパークキャッチャは“火に至る初期段階(火花)”を捉えるため、以下のような利点があります:
- ダクト火災を炎が出る前に遮断できる
- 集じん設備の停止・消火設備の起動を自動化できる
- 粉じん・木くずなどの“火種になりやすい環境”に最適
2. 竹中エンジニアリング「炎センサー FS-5010」
― 紫外線炎検知で“炎が出た瞬間”を捉える高感度センサ ―
竹中エンジの FS-5010 は、炎から発せられる紫外線(185〜260nm)を検知する高感度タイプの炎センサーです。FS-3000シリーズと同様の UV 検知方式を採用した上位モデルで、工場・設備周辺の「微小炎の早期発見」に適しています。
■ 特長
- 紫外線検知方式で炎を瞬時に検出
- ライター炎(炎高約7cm)を10m先から検出可能
- 15cm角のノルマルヘプタン火皿の炎(炎高約60cm)で30m検出
- 屋外設置が可能(防雨構造 IP43相当)(紫外線環境チェック機能搭載)
- 昼夜判別機能で周囲の明るさに応じた出力動作ができ、夜間のみの使用も可能
- 工場内の禁煙・火気厳禁エリア、放火対策に広く利用
■ どんな場面で有効?
- 加工設備・加熱工程の周辺監視
- 粉体・廃棄物の自然発火対策
- 放火防止・火気厳禁エリアの監視
- 小さな炎を瞬間的に検知→警報・設備停止が可能
北陽電機の火花検知と組み合わせることで、
「火花 → 炎」両方の段階を網羅する火災対策システムが構築できます。
3. スパークキャッチャ × 炎センサー の組み合わせ効果
| 火災進行段階 | 適したセンサ | 役割 |
|---|---|---|
| 火花(発火の前兆) | 北陽電機 スパークキャッチャ | ダクト火災の元となる火花を最速検知 |
| 微小炎(着火直後) | 竹中エンジ 炎センサー | 紫外線検知で炎が出た瞬間に報知 |
| 拡大炎 | 他の防災設備 | スプリンクラー・自火報で対応 |
このように、初期段階から炎発生までを二重で監視する体制が、火災ゼロへの近道となります。
4. まとめ:工場火災は“初期兆候の可視化”で防げる
- ダクト火災の主因となる“火花”は 北陽電機スパークキャッチャが最適
- 設備周辺での“微小炎”は 竹中エンジ 炎センサー が迅速検知
- 二つを組み合わせることで、火災の進行を段階的にブロックできる
火災は発生前の兆候を捉えるセンサ選びで大きくリスクを減らせます。
■ お問い合わせ
株式会社特電 営業部 営業企画課
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